料理や宿の規模

最近は夕食、朝食がバイキング形式になった宿が増えています。宿がバイキング形式にするのは「いろいろな世代の嗜好に対応するため」、「効率的かつ質の高いサービスをしたいから」というような理由だからだと思います。
そもそも大勢の客が入らないとバイキング成り立ちませんから、規模の大きなホテルで、そして大きな食事会場になるわけで、家族でワイワイやるのと違って、一人ゆっくり食事を楽しもうというのには不向きということになるでしょう。つまり、「バイキング」は避けるべしということなのです。一人旅なら、バイキングとは対極的な民宿の食事などが適しているはずです。
次に宿の規模なのですが、バイキング形式の宿ならば、おそらく大きな宿です。目安として、部屋数が50室以上にもなる宿は避けた方が賢明でしょう。よっぽどの人気観光地の場合は例外かもしれませんが、地方にあるちょっと大型の宿の場合は、客室を埋めるために団体客やグループ客を受けることが前提となっています。宴会がセットになっていることもよくあります。一人旅でゆっくりと温泉に浸かりたいのに、大浴場はワイワイガヤガヤ、食事もバイキングでやはりワイワイガヤガヤでは悲惨です。
そうしたことにならないように、一人でゆっくりと宿で過ごしたいのなら、50室以下を目安に宿を選びましょう。